ついに定期運行最終日になってしまいました。
寝台特急あけぼの。
魁の「きっぷ情報」の列車欄。

空白が一日、一日と増えるにつれ、
寂寥感でいっぱいになりました。
ここ数年間、家族で年に数回上京する時は、あけぼの利用でした。
大曲でこまちに乗ればあっという間に東京、
とわかっていたけど、子連れの旅で宿泊費も浮く、
夜行列車特有のワクワク感はあけぼのだからこそ、でした。
自宅で入浴と夕食を済ませ、秋田へ向かう車中は
BB観戦とは違うドキドキで興奮状態。
秋田駅で竿燈やなまはげ、ミニSLとリゾート白神の記念撮影板の前では、
毎回飽きずに撮影会。
そして、雨でも吹雪でもホームで飛び跳ねてあけぼのを待ち、
ヘッドライトが見えた瞬間、旅が始まる…。
あと一年位は続くと思っていました。
最後に乗車したのは10月。
台風で、下りが運休になってしまい、急遽E3系で悔やみながら帰宅したのが、最後。
ある意味、あけぼのらしくもありました。
今後は繁忙期に臨時運行するとのことですが、
どうせ日本海みたいに、ひっそりと終わってしまうでしょう。
臨時の時は大館や本荘、象潟の人達に乗ってもらいたいし。
ヤマサ同様、我が子にはいつまでも覚えていてほしい、
寝台特急で旅行したんだよ、ということを。
JR秋田支社さんは、ぼのの為に尽力していたこと、知っています。
廃止に憤りを感じているのは、鉄ヲタじゃあない、普通に利用していたお客さん、安全に定刻運行に頑張った鉄道マンの方々です。
あけぼの、
運行に関わったJR関係者の皆様
今まで本当にありがとうございました。
気軽に利用できる寝台列車が、
いつの日か復活することを祈ってます。
A1、Bソロじゃなくていい、
B寝台のボックスで、もう一度だけ乗りたかった~!!!
夕方から夜の全局で放送されるあけぼののニュース。
号泣しそうだから、見ません。
E3系とあけぼの。
秋田に戻ってから最も利用した列車たち。
さようなら。
