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四季の美しい秋田 大曲から よいところ 美味しいもの 面白いこと ブラウブリッツ秋田について お伝えするブログです
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2008年を振り返って~ジョイフルシティ閉店~
年が明けてしまいましたが、昨年のことを振り返ってみました。

まずは、魁で当市の五大ニュースのトップのことから。
それは「ジョイフルシティ閉店」です。

08秋田この1年 取材ノートから

未だに建物はそのままで、遠くから見る分には変わった気がしません。
でも、駅前の象徴的な商業施設がなくなりました。

入れ替わりのように、郊外(本当に…遠いです…自転車で行く気になれません)に
超巨大なイオンができました。
ついに大曲にも全国の地方都市のような風景が出来上がりました。

物を買うだけならどこでも同じ。
ヤマサが無くなり、以前は本・電器以外はネットショッピングしたことがなかったんですが、
ついに手を出す…寸前になりました(たまたま店で買うことができるとわかったのでやめただけ)

確かに便利そうです。
家から一歩も出ることなく、商品を入手できる。しかもほとんどが店舗型よりも安い。
詳しい情報も詳細に載っています。時間と体力を節約できそうです。
とても魅力的に思えます。

今までも店先で手にとって質感を確かめ、ネットで注文することがありました。
これからは店に行くこともなく、自宅や勤め先、学校から直に買う流れになるんでしょうね。

と思っていたら、魁の記者さんも同じように感じたようです。

地方点描:街の夢[大曲支局]

最近秋田の名産品を扱うネットショップを知りました。
ネットショップ自体はだいぶ前に知っていたのですが、
その会社はかつて商店街のお店だったということに気付いたのです。
商店街の店舗では商品の在庫管理上狭いのか、
郊外に移転し、名前も変わっていたので気付かなかったのです。
よく知っていたお店だったので、ショックを受けると共に、
これからはこういう商法で生き残りを図らないといけないんだな、と実感しました。

12月29日の一年をまとめたWBSはとても面白かったです。
これからの産業・流通・小売りはどうなるのでしょうか。
日経新聞の元日号を読んで、考えてみたいです。


ここからは愚痴みたいなものです。
気分を害される方もいらっしゃると思いますので、興味のない方は読まないでください

昨年後半からの金融危機による、解雇された派遣社員、契約社員の方達を思うと
今ここでブログを打っていること自体、恵まれていると感じます。
先月末にラジオを聞いていたら、上記の方達のことを「自己責任」風に論じている人が居ました。
確かに雇い先は派遣元に割高な賃金を払っているかもしれません。
が、働いている人達には丸々それが渡っているわけでもないし、
「社宅完備」とうたっていても、しっかり寮費(それも格安というわけではない)をさっ引かれ、
手元に残るのは…。
そういうことを全て理解した上で話しているのか?と思っていたら、
その番組のスポンサーが某大手自動車会社単独でした。
そりゃ表だって批判はできないな。
こういう恣意的な番組構成をし続けるなら、聴くのを止めようか。

ここ秋田でも、「雇い止め」(イヤな言葉だ)、「契約終了」の記事やニュースがたくさん取り上げられています。
他県はわかりませんが、秋田の彼らは好んで契約社員だったり、派遣社員だったりしたわけではありません。
彼らを批判するなら、まず県内の職安=ハローワークへ行くことをオススメします。
今はそういう職種の募集は激減していると思いますが、
秋田では「正社員募集」という求人が非常に少ないのです。
ほとんどがパート、臨時。
賃金等で見ると、契約や派遣はまだ良い方なのです。
まずは契約や派遣で働き始め、正社員登用を目指す、という働き方が、
秋田では残念ながら普通なのです。
また、正社員の場合は年齢制限もあり、かなり厳しい狭き門です。
何年も非正規で働いて、そろそろ正社員の道が見えたという頃に、解雇された方の話は本当にツライものでした。

先月のニュース番組で、農家が働き手がいないので、中国からの研修生を受け入れる、
という内容の特集を見ました。
我が秋田は農業県。今日の魁でも特集記事が始まりましたが、
秋田で働くことの選択肢に農業関係の仕事がないのでしょうか?
それは農家自身に任せるのではなく、県が先立って開拓できないのでしょうか?

また、全国的に見れば、正社員はこき使われてボロボロの人が多いです。
実際友人達の多くが「うちは母子家庭だよ」と夫=父親の不在を嘆いています。
一昔前に言われていた「ワークシェアリング」とかは導入できないものでしょうか?
正規・非正規の垣根を無くし、仕事の内容と時間を分散して、雇用数を増やす。
社会保障は最低限確保し、労働時間に賃金を反映させ、
たくさん働きたい人には多く、育児や介護がある人には短く、というような。
デンマークなどの欧州ではワークシェアリングが導入され様々な効果を上げているようです。
起きている子供の顔を見ることなく、休日も無く働く父親
(「パパ」と呼ばず「おじさん」と言う子も居ます)を無くしてほしいです。
こういう社会ではいつまで経っても少子化は進む一方です。

現在正社員で働いている人達で「自分は勝ち組」と思っている人も多いでしょう
(特にクビになることのない職種の人達)。
でも、万が一身体を壊したりしたら…今の日本はセーフティネットが無い状態です。
これが先進国だなんて、情けないやら恥ずかしいやら。

今の危機的状況が社会保障が公平に安心できるものに変わる機会だと信じたいです。
働く人達がまっとうに報われる社会になることを。
また、企業も、これがビジネスチャンスだと捉え、
革新的な企業運営、雇用増をされることを、年初に切に願います。


08秋田この1年 取材ノートから

ジョイフルシティ閉店

商業者に変化の兆し 郊外大型店と共存探る動き

大仙、由利本荘、男鹿の3市で親しまれた大型店ジョイフルシティ(JC)が10月末、一斉閉店に追い込まれた。目の前の厳しい資金繰りに加えて、長期的にも経営改善が見通せなくなった。競合店増と人口減、個人消費減の「1増2減」が響いた。
「長年ありがとうございました」。
p_12.jpg最後のあいさつをして客を見送るジョイフルシティ大曲の従業員たち=10月29日
3店舗閉店から1週間後。JCを運営してきたヤマサコーポレーション(大仙市大曲通町)の管理部長が、大曲雇用開発協会に経緯を報告した。民事再生手続きに入り、店舗経営の引き受け手を探した。数社から引き合いがあったが、交渉は進まなかった。
地上4階地下1階のJC大曲については1、2階での営業継続も考えたという。しかし、売り上げ見込みは年5%減。「5年で25%落ちる。一方で(約30年たった)店舗の維持管理費の負担が大きい。売り上げさえついてくればいいが、それが見えない」。部長は唇をかみしめた。
先行き不安が経営判断を決定づける構図は、今の国内経済の縮図といえる。ヤマサは3市の従業員約560人を解雇。不況風の真っただ中に放り出された元従業員の再就職は進んでいない。
ヤマサがJC閉店を大仙市などに伝えた直後の10月11日、同市郊外に「イオン大曲ショッピングセンター(SC)」が開業した。ジャスコ大曲店を核店舗に約百店が入る県南最大の商業施設。雇用規模はパートを中心に約1250人。独自の消費者調査で、イオンは大型映画館を設置し、衣料品やレストランを充実させた。県南を中心に週末は5、6万人を集めている。
県外資本の大型店進出に地元商業者の反発は根強いが、駅前の核商業施設を失い、市内の商業者には微妙な変化が見え始めた。一部商業者が大曲SCの責任者を訪ね、市街地、既存店、郊外の枠を超え「どうしたら地域がよくなるか」を模索し始めた。注目しているのは横手、湯沢、仙北市などからも人を集める集客力。大仙市内のイベントや地場産品、個店の商品をSCの広場などで売り込み、市街地、自店舗に誘導しようという発想だ。
商業環境の変化は著しい。インターネット販売もライバルと見なければならない時代だ。「同じ市の店舗同士が争っているだけでいいのか。地域全体がよくなれば市街地もよくなるのではないか」と市内の商業団体幹部。不況で、ともすれば地域全体が沈下しかねない情勢の中、対立の構図は少しだけ共存へ向き始めている。

ヤマサコーポレーションの大量解雇
旧大曲市の呉服店として創業したヤマサコーポレーション(大仙市)が9月、東京地裁に民事再生手続きの開始を申請。ビデオレンタル店などを閉店し10月末、3店のジョイフルシティを閉店した。関連会社2社を含めた解雇は約560人で、県内では今年最多。県や秋田労働局などは緊急雇用対策連絡協議会を立ち上げ、再就職支援に乗り出した。

2008.12.21


地方点描:街の夢[大曲支局]

インターネットの通信販売で買い物した。一歩も外に出ることなく、遠方から商品を手に入れる便利さを享受しながら、歩いて10分の商店街を思い浮かべた。
商店街に足を運ばなかった不義理を弁明すると―。行っても欲しい品物があるか分からない。注文になるなら、ネットで買っても同じかな。なじみのない店には入りにくい。店に入って何も買わないのでは、それこそ申し訳ない。こんな心理が働いた。
「店先での買い物には今、夢がない。通信販売のカタログの方がよっぽど夢と楽しさが広がる」。そんな話を数年前、流通大手のバイヤーから聞いたことがある。
商店街での買い物に夢はあるか。個別に見ると面白い店が多いが、全体となると、なぜか魅力に欠ける。JR大曲駅前の商店主らが先月から、商店街に限らず駅前地域全体をどう盛り上げていくかを探り始めた。会合の名称は「大曲駅前の将来を語る会」。老若男女20―30人が集まり、地域の夢を語り合う場だ。
「他人の意見は否定しない」が会合のルールだから、意見はさまざま。「何時間も居られる場所を」「駅前に市役所を」。街の機能を高める提言から、議論は大仙市の農業、観光、食文化にまで及び、たっぷり2時間、いろんな夢を見ることができる。
20年後、30年後の自分たちの子どもの世代に元気な街を残したいというのが会合の狙いの一つ。「こうした会は、昔からできては消えた」。冷めた声もあるが、せっかく動きだした街づくりへの思いは形にしたいところ。何もやらないでは、街も変わらない。
(2008/12/20 10:00 更新)

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映画『未来の食卓』
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