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秋田県民として嬉しいニュースが続々と
![]() 増田町や横手市のイベントに笑顔で出席していた映画監督が、 まさか、一週間後に米国はロサンゼルスにてオスカー像を手にするとは思わねがった。 アカデミー賞にノミネートされていたのは知っていたが、すごい! これは秋田県民として嬉しいし、次の「三平」は、と期待してしまう!! 滝田監督「釣りキチ」に世界からオファー殺到(スポニチ) 「おくりびと」に続け 映画「三平」に期待高まる(魁) 上映後は全国から秋田さ観光客が来るど、と思ったら、 世界中からお客様が来るかもしれない! 県内でも迎える準備が出来つつあるようです↓ 「釣りキチ三平号」運行へ 由利高原鉄道(魁) 乗車券、欲しいなぁ。乗りに行ってみるがな。 大口で乗車券を購入すると、車体の一部に社名を記入してくれるそうですよ。 米菓「ぬれ小町」に新包装-アカデミー滝田監督の新作「釣りキチ三平」版(秋田経済新聞) これは県外の人へのお土産に良いですね。一石二鳥商品! そして2月27日、朝から小倉さんがほえてました。台所さ居てよく聞こえなかったんですが、 どうやらノルディック複合で、日本が金メダルを獲ったことを話しているようです。 それはすごい!偉業だ。 ノルディック世界選手権 複合団体 日本、復活の「金」 「歴史を作った」(毎日) 日本 複合団体14年ぶり金…世界ノルディック(報知) そして、11時前のラジオの魁ニュースで「県出身者2名が大活躍です」と。 なんと、四人中二人が秋田県民だってが!?それだばドテンした!! 夕方のABS、AKT、AABの各民放地方ニュースでは、関係者のインタビューが放映されました。 日本、複合団体で「金」 世界ノルディック、湊と小林活躍(魁) 複合団体「金」、県出身2選手を祝福 五輪に期待の声(魁) この記事がテレビのインタビューに最も近いと思います↓ ノルディック世界選手権 複合団体・日本「金」 県出身の2人が活躍 /秋田(毎日) 世界ノルディック複合「金」(読売) ノルディックV 沸く阿仁(朝日) ちなみに、よく聞こえなかった小倉さんのオープニングは↓参考までに。 小倉がスポーツ紙にかみついた! 「ノルディック」で日本「金」なのに… また、同日新聞折り込みチラシにあった、カネトクの広告。 なんだかさくらワインが賞をもらったらしい。 その日の夕方のAABの「スーパーJチャンネルあきた」を見て驚いた! KONYが県庁で記者会見してら!! 「さくらワイン」、3月1日に発売 国際大会で高い評価(魁) さくらワイン 人気は全国区 問い合わせ急増/秋田(毎日) “さくらワイン” 3月1日発売 国際大会でも評価(AAB動画有り) これはすごいことらしい! 早速買いに行かねば!!また売り切れてしまう ![]() カネトク酒市場の さくらワイン最新情報を読んでみてください。 今年はスパークリングワインも♪嬉しい~~ ![]() 「さくらワイン&さくらチーズの頒布会」もあるそうですよ。 これも限定品だから、急いで買いに行かねば。 この他にも、秋田の「食」が全国から注目されているようです。 こまち麺が“世界デビュー”、東京 料理サミットで好評(魁) ホオズキ使用のチョコ「恋どろぼう」13日発売 上小阿仁村(魁) こまち麺はタカヤナギ各店で取扱中。 「恋どろぼう」ではないですが、食用ホオズキを使ったお菓子「ほおずきパイ 恋どろぼう」は イーストモールで購入できます。大曲へお越しの際は是非どうぞ。 滝田監督「釣りキチ」に世界からオファー殺到 ![]() 第81回米アカデミー賞外国語映画賞を受賞した「おくりびと」の滝田洋二郎監督(53)が26日、成田空港着の大韓航空機で帰国した。オスカー獲得を受けて、次回作「釣りキチ三平」(3月20日公開)にも世界30以上の国と地域から配給のオファーが殺到していることが判明。“世界のTAKITA”をあらためて証明した形だ。 オスカーの“釣果”は、次回作の「釣りキチ」にも表れた。巨匠に対する注目度は日に日に増している。 配給の東映によると、アカデミー賞授賞式前からすでに数カ国から海外配給の打診はあったが、外国語映画賞を受賞した23日以降、同社国際部にオファーの電話が殺到。矢口高雄氏(69)の原作漫画が出版されている韓国、台湾などのアジア圏をはじめ、アニメ版が放送されたイタリア、フランスなどの欧州各国が名乗りを上げた。さらに、過去に実写映画化を企画したこともあるハリウッドがある米国も加わり、この日までに計30カ国以上がラブコールを送った。東映は今後、各国の配給会社と交渉を重ねて世界配給に向けて乗り出す構えだ。 「おくりびと」は26日現在、韓国、香港、米国など計38カ国での配給が決定。さらに50件以上のオファーを受けており、配給の松竹は最終的には100カ国での公開を目指しているが、東映も5月に南仏で開かれる第62回カンヌ国際映画祭のマーケットで「釣りキチ」をお披露目しプロモーションを展開。「おくりびと」と同等の世界配給を目標にしている。 一方、国内の前売りはオスカー受賞前と比較して4倍の売れ行き。25日のマスコミ向けの試写は約60席がすべて埋まり、「公開に向けて各地で行われる試写会も通常の2倍の応募が来ている」(東映)という。 この日、千多枝夫人を伴って凱旋した滝田監督は「(受賞の)実感はまだわかない」と話したものの、出迎えた約30人の報道陣を眺め徐々に手応えをつかんでいる様子。オスカー像を枕にした感想を聞かれ「まだ新しい映画の夢は見てませんが最高ですね。大きなものが釣れました」とユーモアたっぷりに話した。 [ 2009年02月27日 ] 「おくりびと」に続け 映画「三平」に期待高まる ![]() 滝田洋二郎監督作品「おくりびと」の米アカデミー賞外国語映画賞受賞に24日、県内で喜びの声が上がった。滝田監督は、横手市増田町出身の漫画家・矢口高雄さん原作の映画「釣りキチ三平」を監督。昨年7月下旬から2カ月半、同市をベースに県内各地でロケを敢行しており、滝田監督の人柄に触れた市民をはじめ、ロケ地の由利本荘市民や五城目町民は受賞の快挙を祝福。「おくりびと」に続けとばかりに、来月公開の「釣りキチ三平」のヒットに期待を寄せている。 滝田監督は「釣りキチ三平」完成発表会のため、かまくら初日の今月15日、横手市を訪問したばかり。 完成発表会でイベント運営にかかわった市観光協会の大友幸憲(たかのり)さん(35)は「日本の映画が海外で認められたことに感動した。『釣りキチ三平』への相乗効果が期待され、うれしい限り。来年は『三平』でレッドカーペットを狙ってほしい」と笑顔を見せた。 (2009/02/25 09:31 更新) 「釣りキチ三平号」運行へ 由利高原鉄道 由利本荘市のローカル線・鳥海山ろく線を運営する県、市の第三セクター「由利高原鉄道」(大井永吉社長、同市矢島町)は、同市でロケが行われた映画「釣りキチ三平」の全国公開(3月20日)に合わせ、三平が描かれた列車「釣りキチ三平号」を運行する。同鉄道の利用者掘り起こしを狙った企画で、同作品の原作者で横手市増田町出身の漫画家・矢口高雄さんが全面支援した。 同線は、矢島―羽後本荘23キロ区間を結ぶローカル線。列車1両の側面に漫画の主人公・三平を描く。まだ図柄は確定していないが、片側に地元子吉川でのアユ釣りをイメージした釣りをする三平とアユの魚体、もう一方に三平の顔のアップが描かれる予定だ。 大井社長が矢口さんに直接協力を依頼。趣旨に賛同した矢口さんが、漫画の著作権を持つ講談社と掛け合ってくれたという。そのおかげで、今回は無償提供の形となった。 同市での映画ロケは、鳥海町の法体の滝を中心に8月のお盆すぎから1カ月以上にわたり行われ、役者の須賀健太さん扮(ふん)する三平と幻の巨大イワナの格闘シーンのバックには、迫力ある法体の滝や豊かな自然が映し出されている。 同社は、映画公開前の来月中旬に三平号の運行を開始したい考えだ。 (2009/02/27 14:32 更新) 米菓「ぬれ小町」に新包装-アカデミー滝田監督の新作「釣りキチ三平」版 製菓メーカー「かおる堂」(秋田市川尻町、TEL 018-864-4500)は今月下旬、映画「釣りキチ三平」の写真をパッケージに使った米菓「やわらかおかき・ぬれ小町」を発売した。 同商品は、「おかき」に本醸造のうま口しょうゆをしみ込ませ、しっとりした食感が特徴の秋田の人気米菓。アカデミー外国語映画賞を受賞した滝田洋二郎監督の新作で地元出身の漫画家・矢口高雄さん原作の「釣りキチ三平」が3月20日から上映されるのに合わせ、「地元で撮影された映画を地元企業として応援したい」(同社・藤井さん)と企画した。 藤井さんは「使用するもち米やしょうゆにもこだわった。そのままはもちろん、レンジで温めたり、マヨネーズを付けたりしてもおいしい」とし、「小さなパッケージなので、釣りをする時に携行するのにも便利。食べる時にポップコーンのように音もしないことから映画館でも楽しんでもらえる」と映画館での販売も予定する。 価格は150円(6個入り)。現在、同社直営の「大町店」(大町4)など2店舗で販売するほか、秋田空港やJR秋田駅などでも扱う。販売期間は、映画の上映に合わせて5月末までを予定。 ノルディック世界選手権 複合団体 日本、復活の「金」 「歴史を作った」 【リベレツ(チェコ)立松敏幸】26日に当地で行われた複合団体で14年ぶりの優勝を果たした日本(湊、加藤、渡部、小林)は表彰式に臨み、金メダルを授与された。4選手は今大会初のメダル獲得の喜びに浸るとともに、1年後に迫ったバンクーバー五輪に向け、闘志を新たにしていた。 複合は残り1種目となり、前半飛躍ラージヒル、後半距離10キロで争う個人戦が28日に行われる。 26日のジャンプ男子ラージヒル(HS134メートル、K点120メートル)予選は悪天候のため途中で中止となり、27日の本戦前に順延された。 ◇距離で逆転、新しい形 日本の複合は90年代、前半飛躍で稼ぎ、後半の距離で逃げ切るという勝ちパターンで一時代を築いた。今回は飛躍でやや出遅れても距離で優勝争いを演じるという今までにない勝ち方だった。 象徴的だったのがアンカーの小林だ。4位以下が離れ、2位でスタートした小林は「メダルは確実。あとはどのタイミングで抜け出すか」と冷静に仕掛けどころをうかがい、力を蓄えて勝負に備えた。 ワックスの選択が当たり、スキーがよく滑ったため、「下りで前に出ていれば行ける」と判断し、残り700メートルの上りでスパート。ゴール目前の競技場内でも「余裕があった」といい、猛追するドイツをかわした。その姿は、前半飛躍の貯金で後半距離は悠々とゴールする荻原健らとは違っていた。 急成長中の湊が183センチの長身を生かした滑りで1位に躍り出て、距離に不安のある加藤も粘った。渡部も集団に食らいついた。それぞれが距離で力を発揮し飛躍の得意な高橋大斗(土屋ホーム)が外れた試合で勝ったという結果が、距離での健闘を物語っている。 複合選手だった父の影響で競技を始めた小林は、荻原健らの活躍をテレビで見て「かっこいい。自分もああなりたい」とあこがれていた。20歳の渡部にとって日本の全盛期は既に「歴史」だ。その歴史と常に比較されてきただけに、小林は「ぼくらが新しい歴史を作ったと思う」と胸を張った。バンクーバーへ向け、新スタイルによる「お家芸」復活ののろしが上がった。【立松敏幸】 ◇最後の直線、競り勝つ 前半飛躍5位の日本は後半距離をトップと24秒差でスタート。距離を得意とする第1走者の23歳、湊祐介(東京美装)から首位争いを展開し、24歳の加藤大平(サッポロノルディックク)、20歳の渡部暁斗(早大)も力走して先頭集団を形成。最終走者の26歳、小林範仁(東京美装)がドイツ、ノルウェーとの競り合いから抜け出し、最後の直線で追いすがるドイツを振り切ってゴールした。 日本は荻原健司らを擁した92~95年に五輪と世界選手権を4連覇し、世界最強の名をほしいままにした。しかし、98年長野五輪はメダルなしに終わり、荻原健の引退もあって低迷。今回の勝利は来年のバンクーバー五輪へ弾みをつける復活劇となった。 ◇メダルに喜び爆発 ○…金メダルに輝いた日本は26日夜、リベレツ市内でのメダルセレモニーに出席。4人は市民らの歓声を浴びながら、ステージ中央でメダルとトロフィーを受け取り、喜びを爆発させた。 湊は「不思議な気持ち」、加藤は「うれしい。夢みたい」と笑い、渡部は「メダルは取れたらいいなぐらいに思っていた」と話した。小林は「バンクーバー五輪へいいステップになった。勝ったのはたまたまだと思っている。まだ課題はあるので、しっかりステップアップしたい」と、冷静に1年後へ気持ちを切り替えていた。 毎日新聞 2009年2月27日 東京夕刊 日本 複合団体14年ぶり金…世界ノルディック ![]() ◆ノルディックスキー世界選手権第8日(26日、チェコ・リベレツ) 複合団体で日本が逆転優勝し、今大会日本勢初のメダルを獲得した。複合団体の金メダルは荻原健司らを擁した1995年大会以来で、表彰台も7大会ぶり。日本は前半飛躍(HS134メートル、K点120メートル)で5位につけると、後半距離(20キロ)は第1走から首位争いを演じ、最終の小林範仁(26)=東京美装=がゴール前でドイツ選手に競り勝った。距離女子20キロリレーは55分40秒4の7位で、前回札幌大会の8位を上回り、五輪を含めた最高位を記録。バンクーバー五輪へ弾みがつきそうだ。 平均年齢23・3歳の新生・日本が「複合ニッポン」復活ののろしを上げた。綿密な計算に基づく選手起用が金メダルを導いた。団体は後半距離の比重が個人よりも大きいため、距離に不安があったエースの高橋大斗(28)=土屋ホーム=をメンバーから外し、高橋よりも上りが得意な加藤大平(24)=サッポロノルディック=を起用した。 前半飛躍では、加藤が128メートルの大ジャンプを決め、作戦通りに後半距離で上位集団に付いていけそうな位置に。首位から24秒差の5位でスタートした後半距離は「後ろに楽をさせようと、がむしゃらだった」と意気込んだ湊祐介(23)=東京美装=が首位でつないだ。続く加藤も「つなぐのが役目」と崩れず、渡部暁斗(20)=早大=は周囲を見る余裕で2番手へ。最終走者の小林は、ゴール前まで競り合ったドイツのエデルマンをわずかに抑え、右手を突き上げてゴールを滑り抜け「気持ちで負けないよう、勝つと思って走った。みんなの勝利です」と笑顔を見せた。 90年代は、得意のジャンプで大差をつけて逃げ切るのが“必勝パターン”だったが、今大会は後半距離での逆転劇。最年少の渡部は「びっくりした。五輪でもメダルは取れないものではないと思える。展開によってはチャンスがあることが分かった」と手応えを感じていた。生まれ変わった「複合ニッポン」が、バンクーバーへつながる新たな歴史をつくった。 (2009年2月27日06時01分 スポーツ報知) 日本、複合団体で「金」 世界ノルディック、湊と小林活躍 【リベレツ(チェコ)26日共同】ノルディックスキーの世界選手権第8日は26日、チェコのリベレツで行われ、複合団体の日本が逆転優勝し、今大会日本勢初のメダルを獲得した。複合団体の金メダルは荻原健司らを擁した1995年大会以来で、表彰台も7大会ぶり。距離女子20キロリレーの日本は55分40秒4の7位で、前回札幌大会の8位を上回り、五輪を含めた最高位を記録した。 エース高橋大斗(土屋ホーム、鷹巣農林高―北海道東海大出)を外した日本は前半飛躍(HS134メートル、K点120メートル)で加藤大平(サッポロノルディックク)が128メートルを飛ぶなど452・4点の5位につけた。後半距離(20キロ)は第1走の湊祐介(東京美装、鷹巣農林高―日大出)から首位争いを演じ、加藤、渡部暁斗(早大)とつないで最終の小林範仁(東京美装、花輪高―日大出)がゴール前でドイツ選手に競り勝った。 (2009/02/27 00:40 更新) 複合団体「金」、県出身2選手を祝福 五輪に期待の声 日本時間27日未明、ノルディックスキーの世界選手権複合団体で14年ぶりの頂点に立った日本。ともに北秋田市(旧阿仁町)出身の1走・湊祐介選手(23)、アンカー小林範仁選手(26)らが打ち立てた金字塔を、家族、恩師、競技仲間がたたえた。 「1位になったよ。最高にうれしい」。27日午前1時ごろ、小林選手から北秋田市の実家に、弾んだ声が届いた。同市職員の父博さん(58)と母恭子さん(53)は未明の録画中継で優勝を確認、喜びに浸った。 湊選手の父隆男さん(52)=会社員=も同日午前5時すぎ、本人からメールで吉報を受け取った。「朝早くごめん。団体で金取ったよ」。隆男さんは「頑張りが報われて良かった」と感無量の様子だった。 北秋田市の岸部陞市長は「明るいニュースが当市出身の2人によってもたらされ、大変うれしい」。今回は出番がなかった同市出身の高橋大斗選手(28)の名も挙げ「高橋選手の復活とともに、バンクーバー五輪での活躍にも期待している」と話した。 (2009/02/27 21:38 更新) ノルディック世界選手権 複合団体・日本「金」 県出身の2人が活躍 /秋田 ◇早朝、家族にV報告--小林、湊選手 チェコで26日にあったスキーの世界選手権ノルディック複合団体で日本は14年ぶりに優勝。4人の選手のうち、小林範仁選手(26)=東京美装、花輪高卒=と湊祐介選手(23)=同、鷹巣農林高卒=の2人が北秋田市出身で、優勝の原動力となる大活躍を見せた。金メダル獲得の知らせは海を越え、家族も喜びをかみしめた。【坂本太郎】 27日午前1時ごろ、小林選手の実家の電話が鳴った。「テレビ見たか」。母恭子さん(53)が出ると、息子の弾んだ声。優勝を知らなかったが「メダルか何かをとったんだな」と感づいた。「おめでとう」と声をかけると「おれ、頑張って1位になったよ」との言葉が返ってきた。 父博さん(58)はインカレ個人複合や国体のリレーでの優勝経験がある。だが世界の舞台の経験はなかった。 小林選手が中学生だったころは朝5時に起き、スノーモービルで自宅前の道路にコースを作り練習させた。 今回の結果に「まだまだこれから」とさらなる期待を込めつつ、実家に帰ってくれば「ごくろうさま。よかったねと言ってやりたい」と話した。 一方、湊選手の父隆男さん(52)の元に「団体戦で金メダルを取ることができた」と携帯メールが届いたのは午前5時22分。あわててテレビをつけると「14年ぶりの優勝」が大々的に報じられていた。その後は高校時代の恩師・佐藤久和さんをはじめ、親族や近所の人からの電話が約30本続き、電話は鳴りっぱなしだった。 隆男さんも湊選手を支え続けてきた。ジャンプの練習のため車で2時間かかる鹿角スキー場まで送り迎えした。母の香織さん(52)が作ったおにぎりを、早朝まだ誰もいないスポーツセンターでほおばっていた姿が懐かしい。「まさかこれほど大きい大会で自分の息子がこんな成績を残すとは。小さい時からの苦労を知っているので何よりもうれしい」と語った。【坂本太郎】 毎日新聞 2009年2月28日 地方版 世界ノルディック複合「金」 湊、小林選手の地元沸く 北秋田 チェコのリベレツで開かれているノルディックスキーの世界選手権で、北秋田市出身の湊祐介選手(23)と小林範仁選手(26)(ともに東京美装)が、複合団体の日本チームの一員として金メダルを獲得した。 第一走者として順位を上げた湊選手の父で、会社員の隆男さん(52)は27日午前5時20分過ぎ、携帯電話に届いた息子からのメールの着信音で目を覚ました。「朝早くごめん。速報です。金メダル取ったよ」。隆男さんはすぐに「祝メダリスト。苦労と努力が花開いたね」と返信し、目を潤ませる妻の香織さん(52)と「よかった、よかった」と喜び合った。 隆男さんのもとには、友人らから約30本の電話がかかってきたといい、「うれしい、感無量」と声を弾ませた。 アンカーとして、ドイツ選手との大接戦の末、トップでゴールした小林選手の父で、北秋田市職員の博さん(58)は「テレビで観戦していたが、ゴール寸前まではらはらした。試合直後に本人から電話があり、『勝ったよ』と大喜びしていた。本当にうれしかった。この調子で成長を続けてほしい」と話した。 また、湊、小林両選手の少年時代にジャンプや体調管理の仕方を指導をした鹿角ジャンプスポーツ少年団の渋谷久夫団長(76)は「大柄な外国人選手相手に、絶対に負けない気持ちで勝負していた。特に、昔は体が弱かった湊選手の追い上げがすごく良かった。この調子で来年のバンクーバー五輪でも金メダルを取ってほしい」とエールを送っていた。 (2009年2月28日 読売新聞) ノルディックV 沸く阿仁 チェコ・リベレツで26日に開かれたノルディックスキー世界選手権で、逆転優勝を果たした複合団体の2選手は、ともに北秋田市旧阿仁町の出身だ。27日、地元で喜びの声が広がった。 1走の湊祐介選手(23)と4走のアンカー小林範仁選手(26)の2人は、ともに阿仁中学校でスキー部に在籍。小林選手が中学3年だったとき、湊選手が1年だった。 2人を指導した同中学校の田中一也教諭は「2人ともスポーツ万能で、活発な子だった。やってくれると思っていた」と活躍を喜んだ。27日の朝の会では、受験を目前にした中学3年の受け持ちの生徒たちに、「阿仁でのがんばりが世界に通用した。皆も夢を持ってがんばろう」と呼びかけたという。 小林選手の母恭子さん(53)はレースを終えた小林選手からの電話で結果を知ると、思わず「また冗談を!」と返した。「まさか1位とは」。レース終盤に熱戦を繰り広げたドイツの選手とは「足の長さが全然違うのによく頑張ったと思います」。 2009年02月28日 ◆ とくダネ!小倉がスポーツ紙にかみついた! 「ノルディック」で日本「金」なのに…<テレビウォッチ> 「大変嬉しいニュースがあるんですが、スポーツ紙にお願いがある」と小倉智昭が、のっけから文句。 チェコで開かれているノルディックスキーの世界選手権で、日本は男子複合団体で14年ぶりに金メダルを獲った。一般紙はみな1面でカラー写真なのに、スポーツ紙はどれも中のページの扱い。「1面はWBCばかり。どういうことだ」というわけ。 この種目、かつて日本は五輪を含め4連覇、荻原健司は個人・団体含め3連覇を誇った。当時はジャンプで得点をかせぎ、距離で北欧勢の追い上げを逃げ切る、という勝ちパターンだったが、その後ジャンプの得点を減らすルール改正で、日本は次第に勝てなくなったという経緯がある。 小倉は、「今回日本はジャンプで5位につけ、24秒差をリレーで追い上げていったのだから立派。ジャンプのエースだが距離が不調の高橋大斗をあえてはずして若い選手をいれ、最後写真判定のきわどさでドイツを振り切った。すばらしいこと」と興奮する。 わざわざ「名前を紹介しましょう」と、湊祐介(東京美装)、加藤大平(サッポロノルディック)、渡部曉斗(早大)、小林範仁(東京美装)の所属までを並べた。 諸星裕は、「地味なスポーツだからね。スポーツポリティックスというんですが、強くなると不利なルールになる、そのルールの変更を地道に乗り越えたというのは、本当に凄いこと」 小倉は、「ゴルフの石川遼君がトレーニングにクロスカントリーやったら、そっちの扱いの方が全然でかい。そんなもんですよ(笑い)。でも北欧ではノルディックの方が盛んで、荻原が行くと『オギワラ』と声がかかった」 「あれで学校へ通ってるんだもの」と諸星。 小倉はさらに、「映像を探したんですが、ないんですよ。チェコでの開催というんで、記者もいなかったんだろうが……」といったが、これは間違い。一般紙もスポーツ紙もちゃんと記者を送っていた。つまりスポーツ紙は東京のデスクがアホなだけ。しばらく後の同じフジの番組では、きわどいゴールの競り合い映像が出ていたから、外国通信社への手配が間に合わなかったらしい。記者を送らなかったのは、勝つとは思ってなかったのだろう。やっぱりアホ? 文 ヤンヤン | 「さくらワイン」、3月1日に発売 国際大会で高い評価 ![]() フランスのリヨンで先月下旬に開かれたチーズ業者らの大会「インターナショナル・ガゼウス・アワード二〇〇九」で、日本代表チームが北東北3県のヤマブドウで仕込んだ「さくらワイン」を使用して準優勝に輝いた。このワインは、北東北のソムリエらで組織する北東北ワイン開発プロジェクト協議会(大仙市、小西亨一郎会長)が開発し、05年から販売している。小西会長は「早速、首都圏からの引き合いがあり、驚いている」と喜びを語った。 さくらワインは、県総合食品研究所(秋田市)がサクラの花から分離、培養した「天然さくら酵母」を使用したロゼワイン。くずまきワイナリー(岩手県葛巻町)が醸造している。サクラの花の香りを持ち、さわやかな酸味と程よい甘みが特徴だ。 同協議会は、昨年秋に収穫したヤマブドウを使用した「さくらワイン二〇〇八」を3月1日に発売する。1万2000本の限定(720ミリリットル入り換算)。従来のロゼワインに加えて、今年は新たにスパークリングワインを追加する(3月下旬から4月上旬発売予定)。各県の酒販店やホテル、レストランなどで取り扱う。価格は、720ミリリットル入り1380円、360ミリリットル入り700円。スパークリングワインは750ミリリットル入りで2000円前後の予定。問い合わせは同協議会TEL0187・62・1704 (2009/02/28 11:54 更新) さくらワイン:人気は全国区 首都圏から問い合わせ急増 /秋田 ![]() ◇桜酵母と自然農法山ブドウ原料 北東北3県の四つの農家や農園が自然農法で栽培した山ブドウと秋田の桜の酵母を使ったロゼワイン「さくらワイン」が脚光を浴びている。5年目となる今年は3月1日に発売されるが、日本代表として国際大会に出品されたのを機に首都圏などからの問い合わせが急増。人気は全国区になりそうだ。 ほんのり甘口のさくらワインは、3県のソムリエでつくる北東北ワイン開発プロジェクト協議会が企画。原則として3県の販売店にしか卸さない“地域限定”だが、販売本数は、初出荷の5000本から08年は1万2000本まで増え、毎年完売している。 さらにフランスで今年1月にあったチーズとワインのサービス技術などを競う国際大会で、準優勝した日本代表チームがさくらワインを採用。北海道の「さくらチーズ」に合うワインを探していて、代表の師で著名なソムリエの田崎真也氏が推薦したという。その後協議会には、首都圏の大手ホテルや専門店からの問い合わせが相次いでいる。 また今年は夏の冷涼が影響して酸度が高いことや、かねてより結婚式場などから要望があったためスパークリングワインの販売を決めた。 ただ自然農法の山ブドウの供給量は限られていて増産には限界があり、今年はワインがフルボトル(1380円)とハーフボトル(700円)を計9000本分(720ミリリットル換算)、スパークリングワイン(750ミリリットル・2000円前後)は約3000本を出荷する。 問い合わせは同協議会(0187・62・1704)。【馬場直子】 毎日新聞 2009年2月28日 地方版 “さくらワイン” 3月1日発売 国際大会でも評価 さくらの天然酵母を使い、北東北で作られているご当地ワイン「さくらワイン」が来月1日に解禁されます。 さくらワインは北東北で造られたヤマブドウ系品種と県内のソメイヨシノの花びらから抽出した天然酵母を使って仕込まれたロゼワインです。さくらとカシスのような華やかな香りとさわやかな酸味が特徴で5年前に開発されました。 先月、フランスで開かれたチーズの国際大会で、日本代表が「さくらワイン」を使ってチーズとの相性を紹介し準優勝したことから、首都圏のホテルなどから問い合わせが相次いでいるそうです。 去年秋に仕込まれたさくらワイン2008は来月1日解禁で、県内の酒店やインターネットで買うことができます。 こまち麺が“世界デビュー”、東京 料理サミットで好評 ![]() こまち麺が“世界デビュー”。11日まで東京・有楽町の東京国際フォーラムで開催中の「世界料理サミット」(服部幸應・実行委員長)に、米粉を使った本県産のこまち麺(めん)(湯沢市・メルコレディ製造)が出品され、国内ナンバーワンのイタリアンシェフが調理するなど、好評を博している。 こまち麺は農林水産省のブースに、みそやゆず、大豆、冷凍魚などの国産食材75点の1つとして展示。紅白2色の麺が色鮮やかで、国内外の食品関係者や世界の料理人らの目を引いている。 農水省の委託を受けたIT関連会社「ぐるなび」の担当者によると、小麦価格の高騰や国内の食料自給率向上への意識の高まりを背景に、米粉使用のこまち麺などの食材が国内外で注目され、海外輸出の可能性もあるという。 会場でこまち麺を調理したのは、日本最大級の料理人コンテストで昨年最優秀賞を獲得したイタリア料理のシェフ、鳥谷部拓彰(とりやべひろあき)さん(東京・日本橋)。みそやごま、チーズなどを加えたクリームソースのパスタ風に仕立て、20食分が試食された。 鳥谷部さんは「こまち麺は独特な製法技術のため、コシが強く弾力性もあり、純粋なイタリア料理とは違う食感を楽しめる」と話していた。 世界料理サミットは今月9日開幕し、フランス料理界の巨匠といわれるジョエル・ロブションら世界レベルの料理人らが舞台出演している。 (2009/02/11 10:29 更新) ホオズキ使用のチョコ「恋どろぼう」13日発売 上小阿仁村 ![]() バレンタインデー(14日)を前に、上小阿仁村産の食用ホオズキを使ったチョコレート「恋どろぼう」=写真=が、13日午前9時から同村小沢田の「道の駅かみこあに」で販売される。 ホオズキの実をベルギーやドイツなどのチョコでコーティング。実を包む袋状のがくを羽根のように開いて飾りにした。製造元は東京都の菓子店。2004年に東武百貨店池袋店で発売し、翌年から道の駅かみこあにでも販売するようになった。 チョコの甘さとホオズキのさわやかな酸味で、甘酸っぱい恋心を表現した。今年は昨年より50箱多い200箱を用意。5個入りで1050円(税込み)。道の駅かみこあにTEL0186・77・3238 (2009/02/11 13:56 更新) |

