四季の美しい秋田 大曲から よいところ 美味しいもの 面白いこと ブラウブリッツ秋田について お伝えするブログです
page top
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
page top
信金が変わった~「秋田ふれあい」から「羽後」へ
先週、商店街を通ったら、大町の信金で、看板を掛け替えていました。

 AKTスーパーニュース 新生・羽後信用金庫 合併記念式典
『羽後信用金庫』と『秋田ふれあい信用金庫』の合併記念式典が、13日大仙市で開かれ、関係者がテープカットをして新たなスタートを祝った。

私の中で「ふれあい」の期間は短かったなぁ。
以下はの一面に特集された連載記事です。

誕生トップ信金 羽後、秋田ふれあい13日合併

 羽後信用金庫(由利本荘市、伊東冨男理事長)と秋田ふれあい信用金庫(大仙市、木村邦男理事長)が13日合併する。預金量1422億円の県内トップ信金の誕生だ。合併後の名称は「羽後信用金庫」。本部は現在の羽後に置く。合併の背景や存続金庫となる羽後の戦略、解散するふれあいの歩みなどを追った。


思惑

安定経営確立で合致 地域密着姿勢は崩さず
p_01.jpg合併基本協定書を交わし、記者会見する伊東理事長と木村理事長(左)=昨年6月6日、由利本荘市のホテル
 決算発表を前にした2008年5月、ふれあい経営陣の表情は厳しかった。前期約17億円の赤字から当期(08年3月期)は約2億円の黒字に転換したものの、金融機関の健全性を示す自己資本比率が1年前から0・19ポイント悪化の6・10%に落ち込んだ。安定経営を確立するため、合併協議が既に水面下で進行していた。

 大口取引先の不良債権処理を進めた07年度、財務体質の改善は終わったはずだった。しかし、金融市場は低迷し、保有する有価証券の評価損が膨らみ、自己資本は目減りした。自己資本比率の改善が大きな課題となった。

 国内業務を行う金融機関の自己資本比率の基準は4%以上。それを下回れば金融庁が業務改善命令を出し、改善計画書を提出することになり、金融機関としての信用に大きな傷が付く。融資の大口化も進んでおり、取引先の経営状況によっては4%を割り込む懸念もあった。地元経済の疲弊や人口減を考えれば、「自己資本比率6・10%」は、次の一手を講じなければならない水準だった。

 他の信用金庫との合併を模索した木村理事長は「最終的に、個人的にも信頼が厚い羽後信金の伊東理事長との間で話し合いが進んだ」と話す。

 その羽後信金は自己資本比率が26・11%(6月末)。健全性は高いが、金融業界の競争激化が進み、基盤強化の必要性を感じていた。伊東理事長は「経営的にまだ余裕はあるが、人口減などの影響で将来、経営がきつくなるのは十分予想される。将来を見据え、早めに手を打っていくことも重要と考えた」と、念頭にはやはり安定経営があった。

 10年前、全国に386あった信金は、羽後とふれあいが合併する13日で278になる。信金が100以上も減ったのは、地域産業の不振などが要因。地域密着の金融機能を維持するためには、合併による規模拡大とコストダウンで経営を安定させるのが大きな流れだ。

 人員削減や店舗削減による合理化の道もあるが、存続金庫となる羽後は「両信金の既存店舗と人材を生かす」という姿勢を強調。合併後も店舗の統廃合は行わない。本部機能は羽後信金に置き、コンピューター関連のシステムも羽後に統一。ふれあいの一部人員を店舗に振り向けるなどして、地域営業を強化する。

 伊東理事長は「両信金の経営規模で35店舗は多いだろう。しかし、支店を閉めるのはサービス低下にもなる。地域密着の姿勢は崩さない」と、県内トップ信金の方向性を示した。

2009.7.11付



展望

「顔見える営業」原点 得意分野や伝統生かす
p_02.jpg得意先の玄関先で、顧客の女性といつものように世間話をする羽後信金の若手職員(左)=由利本荘市
 外は雨。今月8日も、朝の打ち合わせが終わると、由利本荘市の羽後信用金庫本店の営業マンたちが一斉に外回りへと向かった。晴れた日と変わらない、いつもの風景だ。自転車に乗った20代前半の男性職員が近くの個人商店を訪れると、一人で履物店を切り盛りしている80代の女性が笑顔で迎えた。「この40年間、(信金職員に)毎日来てもらっている。いつも楽しみにしている。前日にあった出来事を話すのが日課」と目を細める。

 顧客とのフェース・ツゥ・フェースの付き合いが、羽後信金の一貫した経営方針。それを裏付けるのが、渉外担当職員の多さだ。全職員に占める渉外担当職員を示す渉外人員比率は31・45%。3月末現在、全国約280信金の中で8位に位置している。

 コスト削減を図るため、他の金融機関では渉外部門の人員を削減するところも多い。しかし、羽後信金は違った。「ここが最も重要な部門。おろそかにしては信金本来の役割は果たせない」と伊東冨男理事長は言い切る。顧客一人一人を大切にする姿勢が、安定経営の基盤であり、原動力となっていることを自覚した言葉だ。

 羽後が力を入れているのが定期積み金。預金全体でみると、必ずしも大きな額ではない。しかし、どれだけ深く地域とかかわっているか、地域に根差した金融機関になっているかを計るバロメーターになるからだ。

 そんな羽後は、今回の合併を自らの原点を見詰め直す絶好の機会ともとらえる。新生・羽後信金の初代理事長に就く伊東理事長は、こう決意を口にした。「かつての5信金・1信用組合(能代、本荘、矢島、大曲、角館、湯沢)が一つにまとまることになる。合併前の信金には、それぞれ得意分野があり、伝統があった。組織の良いところを引き継ぎ、経営に生かすかもポイント。今回も両信金の豊富な人材を活用、相乗効果につなげたい」

 新信金誕生の“ご祝儀預金”もあり、6月末で計1422億円だった預金残高は合併直後に1500億円前後に増える見通し。「苦しいと知ると、逆に励ますように預金が増えるのが、われわれ信金の特徴かもしれない。そんな時、地域との長年のつながりや役割を再認識する」とも。

 合併によってスケールメリットを発揮する。資金が増えると、まとまった額の運用が可能になるほか、本荘由利、大曲仙北、横手平鹿、能代山本などで広域的に展開する店舗は顧客の利便性向上につながる。貸出金は約811億円(6月末現在)に上り、「より高いリスクを引き受けることができるだけの体力も備わる」とし、これまで以上に幅広いニーズに応えるつもりだ。

 一方、新組織の不良債権比率は14・94%と予想され、その削減が新経営陣に課せられた問題。当面は10%未満に抑える目標を掲げる。走りながら、より強固な経営の形を探ることになる。

2009.7.12付


歩み

地元業者の期待背に エリア拡大、利点を強調
p_03.jpg併前の先週、秋田ふれあい信金の看板掛け替えが各店舗で進んだ
 大曲駅前に商店がびっしりと軒を連ね、買い物客でにぎわった1970年代、大曲信金の得意先回りは、黒い集金かばんを自転車のかごに積んで走り回った。1日の集金先は100軒を超した。毎朝午前8時すぎに信金を出発。精肉店や理髪店、呉服店、種苗店…。貯蓄を奨励するための日掛けの小口積み金や売上金を集め夕方前、店に戻った。

 「勘定すると魚屋のお金はすぐに分かった」。ふれあい前総務部長の星宮恒毅(こうき)さん(56)は得意先回りだった新人当時を思い起こす。紙幣に魚のにおいが染み込んでいた。信金職員が、地域の商業者らの営みとともにあることを実感する瞬間でもあった。集めたお金は、地元の商店の改装費用などに貸し出され、再び地域を回った。

 大曲信金が地域の枠を大きく越えたのは秋田新幹線が開業した97年。木材加工関連業への大口融資が不良債権化し、経営危機が表面化した能代信金(能代市)を救済合併した。「大曲」の冠を付けて、能代山本地区で営業するのは好ましくないと判断。親しみやすさや地域密着への思いを込めて「秋田ふれあい信用金庫」に改称した。預金量は561億円となり、県内では秋田信金、羽後信金に次いで3番目になった。

 2年後の99年冬、ふれあいは経営基盤の強化を目指す角館信金(仙北市)との合併に合意。その後、角館信金の不良債権処理が遅れた影響でいったん合併が白紙に戻ったが、2002年に再度合意に達し、6月に合併。式典で当時の石川重一郎理事長=08年10月死去=は「角館の皆さんの信金になるように心掛けていきたい」と地域密着を強調した。預金量は771億円となり、県内では秋田信金に次ぐ規模になった。

 そのふれあいは09年3月期決算で28億円の赤字を計上。優先出資証券を信金中金が引き受ける資本増強制度を利用して、3月末に40億円を調達。20億円を損失処理に充て、20億円を資本金に積み、自己資本比率を8・78%に引き上げて合併に備えた。

 ふれあいは12日に解散。1950年に仙北信用組合として発足して以来、59年の歴史に幕を閉じた。きょう13日からは羽後信金として、店舗営業をこれまで通り続ける。

 信金は営業エリアが限られており、地域事情が業績に直結する。木村邦男前理事長は「営業基盤が大きく違う信金と合併することは、片方の地域が落ち込んでも、一方の地域でカバーできる利点もあり、経営の安定につながる」と強調。

 ふれあいを長年利用してきた大仙市の小売業の経営者(58)は「信金の役割は、預金や融資を通じて定期的に店を訪ねて、地域の情報を運んでくれること。営業エリアが広がっても地域密着はさらに強化してほしい」と期待した。

2009.7.13付




合併で羽後信用金庫誕生
地域密着の姿勢崩さない

200971401.jpg
 羽後信用金庫と旧秋田ふれあい信用金庫の合併記念セレモニーが13日、 大仙市大曲福住町の羽後信用金庫大曲支店で行われた。 「地域密着の姿勢は崩さない」 として新銀行がスタートした。
200971402.jpg
 セレモニーでは、 羽後信金の伊東冨男理事長、 栗林次美大仙市長、 高橋寛大曲商工会議所会頭ら5人が 「羽後信用金庫」 の看板の除幕、 テープカットを行い、 合併を祝った。

 伊東理事長は 「経営体質を強化し、 経営を安定させるということで広域的な合併をした。 店舗数は現況の35店舗を核として、今まで通り地域に密着した金融機関を目指す。 自己資本比率については、 合併時14.5㌫のものを、 18㌫を目指して頑張っていきたい」 と話した。
 羽後信金大曲支店では、 同日から通常通り営業を開始。 開店と同時に数人のお客が訪れていた。
 そのうちの一人は 「これまで以上、 地域に密着した銀行であってほしい」 と話していた。
 本部機能は羽後信金に置き、 コンピュータ関連のシステムも羽後に統一する。 また、 ふれあいの一部人員を店舗に振り向けるなどして地域営業を強化する。 預金量は1千422億円で県内トップの信金が誕生した。
 秋田ふれあい信用金庫は1950年に仙北信用組合として発足して以来、 59年の歴史に幕を閉じた。

詳しくは2009年7月14日(火)号をご覧下さい。
(秋田民報 2009年7月14日号)




新生「羽後信用金庫」が誕生 預金量、県内信金トップ
20090713r12.jpgテープカットする伊東理事長(中央)ら=大仙市の羽後信用金庫大曲支店
 羽後信用金庫(由利本荘市)と秋田ふれあい信用金庫(大仙市)が13日合併し、預金量で県内トップの信用金庫が誕生した。合併後の名称は「羽後信用金庫」(伊東冨男理事長)で、本店は由利本荘市の旧羽後信金。旧秋田ふれあい信金本店は羽後信金大曲支店となった。

 大仙市大曲福住町の大曲支店で行われた記念式典には商工団体関係者ら約50人が出席し、新生羽後信金のスタートを祝った。

 伊東理事長(63)は「合併により経営体質を強化し、お客様の利便性向上や地域社会の発展に貢献したい。早期に合併効果を上げ、身近で頼りになるコミュニティーバンクとして頑張っていく」とあいさつ。伊東理事長や栗林次美大仙市長、谷口修信金中央金庫東北支店長らが「羽後信用金庫」となった同支店の看板の除幕式を行った。
(魁 2009/07/13 21:41 更新)

コメント

管理人にのみ表示


トラックバック
TB*URL

映画『未来の食卓』
© 美の国秋田 大曲生活. all rights reserved.
Page top
FC2 BLOG
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。